家で転んで大腿骨を骨折した話。

40代で大腿骨頚部骨折したときの入院と手術の記録と旅の記録を書いて行きます。

抜釘手術で入院3日目(退院日)

さて、ものすごく間が空いてしまいましたが、抜釘手術の入院の最終日です。

健康そうな朝ごはんを食べ、お迎え時間に合わせてベッド回りを片付け、看護師さんに忘れ物チェックをしてもらいお会計。退院後は近所のかかりつけに診察は戻ります。朝、担当の先生が来て「歩けますか?松葉杖必要ならレンタルありますよ」とお話ありましたが持参のT字杖で大丈夫そうなのでレンタルは無しで帰宅しました。

 

最初の手術が結構しんどかったので抜釘はやらなくてもいいかなと思いましたが、脚の重さと痺れがあったのが、無くなったので結局した方が良かったと今になっては感じているところです。

 

傷口も中は溶ける糸、表面はテープで固定してもらい傷もきれいにくっつきました。1週間後にかかりつけで傷を見てもらって、その後はドラッグストアで買ったテープ貼ってすごし、テープがいらなくなったらビルドイドクリームを塗りました。

 

今でも時々鼠径部に痛みが出てかかりつけでレントゲンを撮ってもらったりはしていますが、骨頭壊死の心配は今のところ大丈夫そうです。

 

とりあえずこれにて骨折日記完結です。

抜釘手術で入院2日目(手術日)

さて間が空いてしまいましたが、抜釘の手術日。

早朝5時半ぐらいに術前のPCR検査をしました。その後6時に手術着に着替えてから点滴のルート取りと点滴開始。

ご飯がないのでやることもなくYouTube三昧で過ごします笑

麻酔の先生がきて麻酔の説明がありました。前回は前回の骨接合術では腰椎麻酔+鎮静剤で寝るパターンでしたが、今回は全身麻酔です。全身麻酔は初めてなんですが、寝ちゃうので怖いのは手術自体より術後の痛みなんですよね。手術を経験したことないと手術怖いと思うんですが、1回経験しちゃうと術後の動けないのに痛いというのが一番不安になりますね。

担当医も9時ごろにきて手術する側の足を確認してマーキング。全部で1時間ぐらいで終わるそうです。

その後予定では11時半からの手術なのでのんびりしていると1時間手術が早くなりましたよーと担当の看護師さんが呼びに来ました。

歩いて手術室へ向かいます。前室で最終確認後、手術室内へ入ります。ベッドに横になりモニター類を付けて、酸素付けて、これから眠くなりますよーから視界の外側から見える範囲が狭まってきて最後は黒くなって落ちました。すごいですねえ全身麻酔

【手術中】

気持ちよく寝てる気分から急に起こされ、わかりますかー?みたいな感じであれこれあった気がするんですが良くわからず、ベッドに乗って病室に帰還。意識して呼吸しないと息するのを忘れる感じがするんですが、思ったほど気分が悪いとかもなく、手術したあたりがジンジンするかなぐらいで激痛もなくひと安心。

でもやはりボーっとしたまましばらく時間が過ぎていくのは鎮静剤の時と同じでした。

同じ姿勢で足腰が辛くなってきたので、丸い筒型のクッションを膝裏に入れてもらったら劇的に楽になりました。

水も飲めて、車椅子移乗もできたのでとりあえずトイレは行けるようになりました。ちなみに今回術後はバルーン無しでおむつでした。

夕ごはんも普通のごはんが出て、お腹が空いていたので味わう間もなく完食。食事後は試しに杖で歩いてみて大丈夫だったので自立歩行OKに。歩くとすごくジンジンしますが歩けることは歩けますね。

どんどん普通の人に戻っていきます。

取り出したハンソンピンはお持ち帰り。

結構長さがあるんですね。

試しにデイルームの自販機まで痛いけど杖でヨチヨチ歩いて青汁を買ってきました。自販機もQRコード決済が使えて今どきの病院は便利ですねえ。

消灯時間に抗生剤の点滴をして、昼間ボーっとしていた時にやっぱり寝ていたみたいでなかなか寝付けませんでした。

抜釘手術で入院1日目

さて、骨折から2年以上経ち・・・。

 

やっぱり左脚の痺れのような筋肉が突っ張るような感じがあるので近所の整形外科で診てもらったりしていました。抜釘するのも一つの手ですね、という話も聞きつつ、腰椎ヘルニアの症状かもしれないからひとつひとつ怪しいものをつぶして行くことになり。MRIを撮りに画像専門のクリニックへ行ったりしてました。

 

MRIの結果、腰椎ではなく胸椎ヘルニアという稀なヘルニアが見つかり、リリカを飲んで少し痺れが減ったんですが、やっぱり筋肉の突っ張りがあるので手術先の病院を紹介してもらい抜釘手術をする決断をしました。

 

骨折時に入院していた病院は昭和レトロで担当してくれた先生も辞めてしまっていないので今回は別の病院です。

 

といういきさつで、入院日に。

 

入院手続きをして、胸部レントゲンを撮影し(肺炎見てるのかな?)入院時のPCR検査をしました。めっちゃグリグリするんですね。結果が出るまで2時間病院内で待機ということで院内の売店(小さなコンビニみたいな感じ)でパンを買って缶コーヒーで軽食。

 

無事陰性だったので病棟の看護師さんのお迎えで病棟へ移動しました。外科病棟で整形に限らずいろいろな患者さんと一緒の様子。4人部屋の廊下側でしたが、2人だけだったので快適でした。スペースも広めだし何より開院して7年目ということでどこもきれいで最初の入院もここが良かったです。しかも部屋から出るとすぐにトイレで術後も安心。

 

 

荷ほどきしてしばらくすると入院の説明。そして遅い昼食もいただく。ご飯の量もちょうどいい。前の病院の白米てんこ盛りは絶対量間違えてただろってレベル笑。

 

シャワーも使えますよとのことだったので、シャワー室へ。きれいで水圧も十分で快適そのもの。着替えスペースも広くて最高ですね。

 

さっぱりした後は手術着や弾性ストッキングやらの説明。十字帯じゃなくて紙パンツなんですね。

 

なんとWi-Fiも無料なのでYouTube三昧です。なんて快適なんだ。

 

手術前最後の食事の夕食を食べ、ゴロゴロして過ごす。この後は水のみかと思ったら翌朝6時までに飲む栄養補助ドリンクが2本きました。ポカリみたいなやつで寝る前と朝方に飲みました。ご飯1杯分のカロリーが取れるそうな。

 

そんな訳で結構リラックスした(つもり)で前日は過ごせました。

MRIを撮影しました。

前回書いたMRIのお話。

 

仕事が明けの日、少し昼寝をした後、車で病院へ。

手術入院していた病院は駐車場もなかったのですが、後々もしも足が痛くなっても車で病院へ行けるよう下見も兼ねて。

 

30分前には放射線科のMR受付に着いてしまったので、問診票と診察券を出してしばし待機。

 

MRIは初めてではなく以前に脳ドックを2回ほど受けています。

 

呼ばれた後は更衣室で検査着に着替えて前の人が終わるまでしばし待機。

金属物はすべて外して、直前で外す眼鏡と更衣室のカギのみ持ちました。

 

時間通り呼ばれて撮影室の中へ。ここで金属物などの最終チェック。眼鏡を外し鍵も置いて撮影用のベッドへ。ほぼ気をつけの姿勢で腰付近を固定し、空気シュコシュコの非常用のお知らせスイッチを持ってヘッドホンをつけました。

 

機械のドーナツに入っていくんですが、頭はドーナツを通り過ぎて半分くらい外に出たポジションなので頭をやるときに比べたら圧迫感はないですね。音も少し遠くなった気がします。

 

でも夜寝てるときに脚をまっすぐにするのがつらいだけあって、20分以上気をつけの姿勢はなかなかきつかったです。きれいな画像を得るにはじっとしているのが重要だそうです。

 

なので検査終了してベッドから起きて歩くときは股関節がこわばってロボットのような歩き方になっていました(笑)。技師さんから「ゆっくりでいいですよー」の声がかかるくらい。

 

検査結果は来週外来の予約が入れてあるのでその時になります。結構心配してるんですよね。股の内側の痛みがジリジリあるのと、1年経つのに階段を上るときとかちょっと股に響くときがあるんです。激痛ではないのでなんとなく過ごせちゃうんですが。

 

検査後はお会計して、駐車場の外来割引の処理をして、病院内のセブンイレブンでホットコーヒーを買って車へ。ここの病院は発熱外来もやってるので駐車場に行く途中に待機室なんかもありました。駐車場へ行く導線・・・。

 

と心配しつつ、翌週の外来で結果を聞きました。

結果、骨頭はきれいで壊死の兆候は無しでした。インプラントのピンが磁気に反応してしまうので骨の中はノイズだらけなんですね。骨頭付近は色の変わっている部分もなくきれいに同じ色でした。

ひとまずひと安心。もう1年ぐらいは様子を見た方がいいということなので、1年後再び病院に行こうと思います。

股関節が痛い

久しぶりの更新になります。

 

大腿骨頚部骨折から1年と3ヶ月が経ちました。

階段を上がるときなどにまだ左足がしんどいのですが、普通の生活を送っています。あ、あと骨折した側に足がやっぱり前に出づらいです。大股で歩けないです。いくら頑張って足を出しても小股ですね。

 

昨年9月に腰痛と股関節痛で再び病院へ行きました。レントゲンを撮って股関節は異常なし、腰椎椎間板付近に若干飛び出てるところがあるということで腰椎椎間板ヘルニアという診断が出ました。昨年いっぱい薬を飲んで様子見。かなり良くなったかなというところで通院終了して、薬がなくなってきた2月ぐらいから再び股関節痛が出てきました。

 

寝ているときや床に座っているときにこわばって痛みが強いです。

床に座るなというところですがなかなか椅子に座った生活になじみがなく床置きソファーに座ってしまうんですよね。

夜中にトイレに起きた時、朝起きて一番の立ち上がり時には慎重に歩かないと痛みと力の入り具合が弱くて危ないですね。

 

そんなわけで最近病院を変えました。入院時担当した医師がそこの病院からいなくなったのと通院はすべて終わってるのでこの機会がちょうど病院を変え時かなと。

 

職場の補助が出るインフルエンザの予防接種の指定病院で、尿路結石の時に泌尿器科にお世話になったこともあり診察券を持っていた、自治体病院や大学病院ほどは大きくないけど、ひと通り診療科もそろった総合病院の整形外科に予約して行ってみました。

 

ちょうど股関節が専門の先生に当たって、レントゲンを撮って診察。骨折については経過もよく治りかなりいいそうです(ひと安心)。

 

そして股関節痛は一度も骨折後にMRIを一度も撮ってないので念のため撮ってみましょうということになり予約をしてきました。骨頭壊死の心配がある大腿骨頚部骨折ですが、以前はMRIがない病院で撮ることができなかったので、これで一つ気持ちに引っ掛かるものが解決できそうです。

 

不安もありますが、異常があるなら早期発見しないと後が大変になってしまうので、前向きに検査受けてみようと思います。

 

通院卒業しました!

先週6回目の通院に行きまして、ついに定期的な通院は卒業になりました。

レントゲンの画像で見て折れた頚部の内側は手術後の画像で見ると少し隙間があったものが完全にくっついて境目もわからないのでここは問題なし。外側は骨がくっついて組織の連続性が見えるものの、少し境目がまだわかるかなあという説明でした。骨頭は気になる部分はなく問題なし。

ピンは抜かなくても平気だけど1-2年後位までなら抜けると思うので気が向いたらまた来てくださいと言われました。とりあえず筋肉と擦れていないみたいなのでそのままで行くつもりです。スクリューじゃないのでネジ切り部で骨とガッチリ癒着するようなことはなく、比較的つるんとしたピンみたいで結構長い間は抜けるようです。

でも次に折れるときはピンで強化されてるので転子部の下の骨幹部で折れるよと言われました(汗)。

あと寝返りで知らず知らず折れた左を下に横向きに寝ると大転子の辺りが痛いのは、大転子が痛いんじゃなくて少し下の手術で切った部分が治るときに、瘢痕(ケロイド)が皮下でできていて、その瘢痕部分が筋肉を圧迫しているのではないか?とのことでした。太もも外側が痛くなるのも圧迫している筋肉が大転子から膝まで繋がってあるからということみたいです。

傷の治りが遅い高齢者だと瘢痕はできにくいみたいですが、まだ治りが早い年齢だとできてしまうこともあるようです。

歩いたり動いているときは痛くならず、圧迫したときだけ痛いのはピンが擦れているのではなくて瘢痕
なのかな?という感じです。

太ももの筋肉も少しついてきたみたいで、階段を下りるときの左足着地で脚がプルプルするのがだいぶなくなってきました。

でも階段を上るのはまだうりゃ!と勢いがいりますね。

予後がかなりいい方だと思うのですが、やっぱり完全に元通りとはいきませんね。折れて少しめり込んで角度は少し変わったけどずれなくて本当によかったです。

思ったよりは歩けるし、趣味の家庭菜園やDIYも休み休み体勢に気を付ければ大丈夫なのでここまでよくなって本当によかったです。

このブログを見に来た方も不安がいっぱいだと思いますが、大腿骨骨折は長期戦です。できることからゆっくりやって慌てずに治していきましょう。

換気扇を温度制御する

今日は以前取り付けた換気扇を温度制御するDIYをしました。
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この換気扇です。

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取り付けた温度リレー。

現在の気温と停止温度が表示されます。

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家にあった端材とL字金具を組み合わせて結束バンドで固定しました。結構ガッチリ固定できています。

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回路を組んで取り付けて、コンセントも取り付け。

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無線LANルーター等もLANケーブルや結束バンドできれいに整線して固定。地震が来ても大丈夫なように剥がせる両面テープで機器類も固定しました。

かなりスッキリ取り付けできました。

※電気工事をするには第1種または第2種電気工事士の資格が必要です。