家で転んで大腿骨を骨折した話。

40代で大腿骨頚部骨折したときの入院と手術の記録と旅の記録を書いて行きます。

入院5日目

朝方4時頃目が覚めてそこから寝てるような寝てないような、寝足りない感じです。

この日は陰部洗浄がありました。確か入院後2回目だったはすですが1回目はいつだったかな?お風呂に入れないので仕方がないですが、なかなか強烈な体験ですね…。T字帯も交換してもらいます。さらに清拭も。下半身も背中も自分では届かないのでおまかせするしかありません。

膝裏のクッションも脚の重みでつぶれてしまうので形を直してもらいまた膝裏に入れてもらいました。つぶれてしまうと脚が真っ直ぐになるので痺れが出て来ます。

その後は土日はリハビリが休みなので教わったように自主トレ。体を動かしたら大がしたくなりナースコールで差し込み便器を入れてもらったり。何もかも自分でできなくてかなりストレスになります。

お昼には妻が病院に来ました。Suica定期の払い戻しでみどりの窓口へ行ってもらうも、クレジットカードで購入しているため本人以外では払い戻しできず、不乗証明代わりにSuica機能を止めてもらう処理をしてもらい半年以内に本人が行って払い戻しをするという扱いに。なかなか面倒ですね。

お昼過ぎに担当医から手術説明がありました。レントゲンを見ながら骨折部分は骨が完全にずれていないので血流は確保されていると想定していること。麻酔は腰椎麻酔で眠くなる薬を併用して点滴から入れること。手術途中で全身麻酔に切り替える場合もあること。腰椎麻酔は手術後もしばらく効いたままなので術後の一番痛いときは麻酔が効いたままいけること。骨頭の壊死のリスクがあるので退院しても月に1回レントゲンを半年間撮って経過を見ていくこと。固定にはピンを使用すること。後から抜く人も多い(抜釘手術)。ピンが筋肉の邪魔になって違和感や痛みが出る可能性があること、などの説明を受けました。骨頭壊死が心配でまた手術になって人工関節は嫌だなと今でも時折考えてしまいます。

土日なのでリハビリを自分でやってみるのですが、だんだん左足が動かなくなってきています。足首は動くけどそれ以外は固まってしまっている感じで膝関節も自分では動かないです。ベッドの起こす角度で背中がずり落ちても左脚踏ん張れずに体全体がずり落ちていってしまい辛いです。

手術のストレスと早くベッドから起きあがりたいというストレスで辛い時間が過ぎていきます。