家で転んで大腿骨を骨折した話。

40代で大腿骨頚部骨折したときの入院と手術の記録と旅の記録を書いて行きます。

入院9日目(手術翌日)

痛みに耐え、ほとんど寝られないので夜がものすごく長かったです。この激しい筋肉痛のような症状は一体なんだったんだろう。

痛みがひどかったため尿道カテーテルを外すのはとりあえず明日まで延期に。抜くのも怖い。手術と同じ位怖いです。

7時位にようやく飲み薬の鎮痛剤がもらえました。30分過ぎた位から効いてきて朝食には起きられるまでに嘘のように痛みがなくなりました。あの夜中の痛みは一体…。

担当医から2週間免荷で患部を大事にして、それから体重かけていくと説明がありました。

その後手術後から続いていた点滴がライン残していったん終わりになりました。この後は毎日決まった時間に抗生剤の点滴になります。

手術後最初のリハビリ。まずは起き上がりと車椅子乗り移りをやるのですが、しばらくぶりに起き上がったせいか頭はぐるぐるするし、体は力が入らずふにゃふにゃです。地球の重力を感じますね(笑)。めまいみたいな感じがしますが、気分は悪くないから貧血ではなさそうな感じです。

でも何とか車椅子に乗り移りはできて、トイレの練習も便座に座るまでできました。なのでトイレは見守り付きで行けるようになりました。差し込み便器は卒業です。

昼食後、腹がぎゅるぎゅるして苦しい。出なくてガスだけ。お腹調子悪くて少し休みました。

再び抗生剤点滴。寝不足なのでうとうとしながら。

点滴後はレントゲン室へ。骨はピンでくっついたとはいえ脚を伸ばされると痛いです。
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こんな感じでピン固定。やはり食い込んだ部分は少し短くなってしまった感じ。頚部のくびれの形が変わってしまいましたね。

午後のリハビリは車椅子でリハビリ室へ行きました。実質初めての院内移動です。ベッドだとほとんど天井だけの景色だったのでようやく病院の中が少し理解できました。寝てるだけの世界から急に世界が広がった感じがします。

3回ほど右足だけで立ち上がってみましたがやはり体に力が入らずふにゃふにゃな感じです。かなり不安定で怖いです。

もうベッドの上なら制限がないので、夕飯前に左膝立てる練習をしました。かなり頑張って右足も添えて少しづつ左膝曲げていってなんとか曲げることができました。左膝を曲げていると左脚の筋肉や股関節の負担が減り、かなり楽になりました。股関節も痛みや違和感はないです。

この体勢が取れれば夜中も楽になるだろうと思って頑張りました。

寝る前に昨晩激痛で寝られなかったのでロキソニンを飲みました。傷口の痛みはほとんどなく、筋肉痛は少し出てきています。

看護師さんから明朝はカテーテル抜きと採血で来ますと伝えられ21時消灯、22時に夜の抗生剤点滴がありました。